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今回はポケカのパオジアンデッキの回し方や対策について、初心者にもわかりやすく解説していきます。

あまり大会でも見かけずさらにプレイングにも少し癖のあるデッキなので作ったのはいいが使いずらいと思った事がある人は多いのでは無いでしょうか?

そんなパオジアンデッキを初心者の方や使いづらいと思った人が、使いこなせるよう解説していきます。

さらにパオジアンデッキの対策もお伝えしますので、大会などで対戦した際に有利に立ち回れるよう解説していきます。

パオジアンデッキの回し方解説

パオジアンデッキの回し方解説

そんな癖のあるパオジアンデッキですが、特徴的なのはやはり回し方です。

パオジアンデッキと言えば青天井なダメージと、要求きてくるエネルギーの数が問題になってきます。

そこでキーとなってくるポケモンが二匹います。

このデッキのキーになるのはセグレイブとパオジアンです。

パオジアンexに関する参考画像 セグレイブに関する参考画像

セグレイブがいると好きな回数水エネルギーをつけることができるので、パオジアンのダメージを増やす役目や要求されるエネルギーが多いポケモンなどもセグレイブがいるとその問題が解決します。

しかしセグレイブが付けれる水エネルギーは手札に無いといけません。

そこをカバーするのがパオジアンの特性です。

これによって手札に水エネを増やすことでセグレイブが生きてきます。

そんなパオジアンデッキに投入されているカードの特徴や先行後攻での動き更に序盤中盤終盤の動きについて解説していきます。

パオジアンデッキのカード特徴や先攻後攻について

それではまずパオジアンデッキに投入されているカードの特徴をお伝えしていきます。

まずなんと言っても主役であるパオジアンexです。

特性わななくれいきは、パオジアンがバトル場にいれば使える特性で、山札から2枚まで水エネルギーを手札に加えれます。

これによってパオジアンの技であるヘイルブレードが輝きます。

ヘイルブレードは、水エネ2枚の技でダメージ60ですがパオジアンについている水エネを好きな数トラッシュする事で、一枚につき60ダメージ増える青天井技です。

これによって耐久力の高いポケモンでも一撃で持っていけるのがこのデッキの強みでもあります。

そして、次に紹介するのがセグレイブです。

このカードは特性きょくていおんによって水エネを好きな数つけれるのでパオジアンと相性がいいのです。

このデッキの先行後攻なのですが、後述する通り対面によって先行後攻で不利が生じます。

先行ならセグレイブの進化元であるセビエを進化させれば問題ないのですが、後攻になるとセビエを狙われてきぜつさせられると、途端にパオジアン側が不利になっていきます。

セグレイブは水エネを好きなだけつけれる言わばこのデッキの潤滑油です。

2ターン目にベンチに居るのといないのでは雲泥の差があります。

先行を取った相手からすればセグレイブを用意させない為に動くのは至極真っ当と言えるでしょう。

序盤の回し方

まずこのデッキの序盤は、いかにセグレイブをベンチに用意する事がキーといえます。

サポートのカイを使ってセグレイブとふしぎなアメを持ってくる事でセグレイブを早急に用意でき、パオジアンを強化する為の準備を整えます。

さらにかがやくゲッコウガの隠し札や暗号マニアの解読で必要なパーツを集めましょう。

それにこの時点で狙えるならかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでサイドを2枚取るのも重要です。

相手のベンチにマナフィがいなければそのまま種ポケモンをきぜつさせて2枚サイドを取れるのですが、マナフィがいると話が変わります。

マナフィの特性なみのヴェールでベンチにダメージがいかなくなります。

そんな時はキャンセルコロンでマナフィの特性を消すのが有力になります。

相手のマナフィをプライムキャッチャーでバトル場に引っ張り出して、キャンセルコロンを使う事でマナフィとベンチ一体をきぜつさせてサイド2枚を取ることができます。

水エネ2枚と好きなエネルギー1枚が必要になりますがこのデッキではセグレイブのおかげであまり苦になりません。

中盤の回し方

そして中盤に入ると用意していたパオジアンで相手のexやVSTARポケモンをヘイルブレードでワンパンする事でサイドを更に2枚取ることが出来ます。

序盤で相手のたねポケモンをきぜつさせておくことで、相手のテンポを狂わせて満足に動く事が出来ないうちにエースポケモンであるexやVSTARポケモンが活躍する前にワンパンで倒すのが重要になってきます。

この時にトラッシュに置かれた水エネを、スーパーエネルギー回収やすごいつりざおで回収して置くと、2発目のヘイルブレードやこの後出てくるテツノカイナexに繋げることが出来ます。

更に使ったプライムキャッチャーなどのグッズをシマボシでデッキの上に戻したり、暗号マニアの解読で使いたいグッズを山札の上に置き、ポケストップで回収することでグッズを使い回すことも出来ます。

終盤の回し方

序盤と中盤で合わせてサイドを4枚取っているなら、テツノカイナexのごっつあんプリファイでサイドを2枚取ることで2-2-2の合計6枚で勝利まで持っていけます。

仮に序盤で1枚しかサイドを取れなくても相手のexやVSTARを倒すことで、1-2-3のような戦い方も可能です。

他にもパオジアンが場にいれば、エネルギーを回収しつつヘイルブレードでワンパンしていくプランも取れます。

更にカイオーガを採用すると相手のベンチにいるミュウexなどのHPが180以下のexポケモンも狙えて動きに種類が増えていきます。

要求されるエネルギーは多いですが、セグレイブがいることでこれも解消できます。

夜のタンカを使うことでパオジアンでトラッシュしたエネルギーやポケストップで落としてしまったポケモンも回収できるので、状況に応じて回収するポケモンを変えることで臨機応変に対処できます。

パオジアンデッキの特徴

そんなパオジアンデッキの最大の特徴と言えば先述した通り青天井ダメージです。

理論上エネルギーがあればどんなポケモンでもワンパンで倒せるので、耐久力の高いポケモンが出されても難なく突破することができます。

他にもサイドを取るスピードが速いことも挙げられます。

2-2-2や1-2-3などサイド6枚をすごい勢いで取れることや、サイド2〜3枚しかなければテツノカイナexのおかげで一瞬で勝負がつく状況が生まれます。

他にもトラッシュに送られることが多いこのデッキでは、トラッシュから回収するカードが多く投入されている為トラッシュが第2の山札と言っても過言ではありません。

状況に応じてトラッシュにあるテツノカイナを回収してベンチに出し、セグレイブで水エネをつけた後大地の器で持ってきた雷エネを手張りする事でごっつあんプリファイが即座に打てるなど、トラッシュが多くなればなるほど動きに変化が生まれてきます。

パオジアンデッキの対策

そんなパオジアンデッキですが、対面によっては対策をしないと押し切られる対面が幾つか有ります。

何より重要なのがセグレイブです。セグレイブがこのデッキの潤滑油である以上相手からしたら、セグレイブを狙うのがマストになってきます。

進化前のセビエをベンチにダメージを与える技で狙ってきたり、倒せるならボスの指令などで倒しに来ることも考えられます。

他にもナンジャモやツツジなどで手札を減らされると思うように動けず、ダメージを稼げないままパオジアンが倒されたり、サイド勝負に負けることもあります。

その為にビーダルやかがやくゲッコウガを用意して置く必要が出てくるなど対策も一筋縄ではいきません。

手札を減らされるのをカバーする為に対策としてピジョットexを採用しても、セグレイブとふしぎなアメを共有出来るので、4枚ふしぎなアメを投入しても良いと考えれます。

それでは他のデッキの対策を解説していきます。

VSドラパルト戦

ドラパルトexに関する参考画像

このマッチアップは結論から言うとパオジアンが有利です。

ドラパルトexが一撃でパオジアンをきぜつ出来ないことや、かがやくゲッコウガで進化元であるドロンチを2体倒せることなどドラパルト側に穴が多い為有利に立ち回れます。

しかしターンをかけすぎると、ワザマシンデヴォリューションやダメカンをばら撒くことでビーダルやセグレイブを一気に倒されてしまうと、厳しくなる為リソースよりもサイドを積極的に狙い、全力で攻めて駆け抜けるのが重要になってきます。

他にもキチキギスexの特性さかてにとるが、ファントムダイブのダメージでポケモンがきぜつしないターンが出てくるので、特性が機能しなくなるターンがあるからキチキギスよりもビーダルを二匹育てて置くと良いです。

VSレジドラゴ戦

レジドラゴ VSTARに関する参考画像

このマッチアップは先行後攻で大きく変わります。

先行なら2ターン目にセビエをセグレイブに進化させるのが絶対条件になるのですが、後攻だとキュレムのトライフロストでセビエが全滅する為マナフィが必須になるのですが、そうなるとベンチが圧迫され思うように動けなくなります。

しかもマナフィがいてもファントムダイブでセビエを狙ってくる為後攻の時点で勝てる見込みがかなり低くなります。

しかしこれを乗り切ればセグレイブを死守する事で勝ち目が出てきます。

セグレイブを倒せなければパオジアンでレジドラゴを取られサイドの差が一気に広がり押し切られるので、セグレイブを狙いますがそこでパオジアンによってサイドを進められる可能性が出てきます。

しかしパオジアンを倒そうとするとセグレイブが仕事をして一気にエネルギーが付けられたポケモンに押し切られます。

この様に相手に圧倒的な情報量を与える事でリスクを分散できるのがこのパオジアンデッキの魅力なんですが、これがプレイングが難しいと言われる原因でもあります。

VSルギア戦

ルギア VSTARに関する参考画像

このマッチアップはいかにサイドを2-2-2で取るのが肝になってきます。

レガシーエネルギーがついたポケモンは相手にしていると間に合わないので、テツノツツミの特性ハイパーブロアーやプライムキャッチャーを大事に使ってゲームを進めるのが大事です。

ルギア側からするとサイドを多く取るテツノカイナexは無視できないので、セグレイブやビーダルなどデッキのエンジンとなるポケモンを守る為にテツノカイナを動かすのも一つの手です。

かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでチラーミィとルギアVのような当て方をして置くと、ルギアVが進化してもテツノカイナのごっつあんプリファイで取れるようになる為、積極的に狙っていきましょう。

これによってルギア側はサイドを3枚取られる可能性が出てくる為思うように動けないところをパオジアンで詰めていけば、一気に押し切ることができます。

VSリザードン戦

リザードンex(悪)に関する参考画像

そして現在環境でトップのシェア率を誇るこのリザードンデッキですが、ナイトワンダラーで登場したヨノワールを採用してる為最短で走りきられることもしばしば。

元々相手にサイドを1枚取らせるかわりにリザードンexをカウンターし続けるゲームで、げっこうしゅりけんとヘイルブレードを絡めて2-2-2の最短ルートを走り切れていたのですが、ヨマワルがいる場合とサマヨールがいる場合で対応が変わってきます。

ヨマワルがベンチに居るなら、優先的にピジョットexを倒せばなかなか進化が進まない為ピジョットを倒せば良いのですが、サマヨールが居るとピジョットを倒してもヨノワールに進化されてしまうので、サマヨールをげっこうしゅりけんで倒すのが、重要になってくる。

しかしそうなると、キチキギスexの特性でカードを引いてくる為リザードンに進化されることが多く、こうなってくると押し切られてしまう。

さらにツツジで手札補充からピジョットのマッハサーチでパーツを一気にかき集める動きが強力な為相手の動きを妨害できるナンジャモの採用枚数を多くする必要が出てくる

パオジアンデッキのレシピ参考

それではパオジアンデッキのレシピを参考として載せていきます。

パオジアンデッキのレシピに関する参考画像

〜ポケモン〜

セビエ・・・3枚

セグレイブ・・・3枚

パオジアンex・・・2枚

ビッパ・・・2枚

ビーダル・・・2枚

かがやくゲッコウガ・・・1枚

テツノカイナex・・・1枚

キチキギスex・・・1枚

〜グッズ〜

ネストボール・・・4枚

ハイパーボール・・・4枚

なかよしポフィン・・・4枚

スーパーエネルギー回収・・・4枚

ふしぎなアメ・・・3枚

すごいつりざお・・・2枚

キャンセルコロン・・・1枚

夜のタンカ・・・1枚

カウンターキャッチャー・・・1枚

プライムキャッチャー・・・1枚

大地の器・・・1枚

〜サポート〜

カイ・・・4枚

暗号マニアの解読・・・2枚

ナンジャモ・・・1枚

〜スタジアム〜

ポケストップ・・・3枚

〜エネルギー〜

水エネルギー・・・8枚

雷エネルギー・・・1枚

これがテンプレになります。

パオジアンデッキの採用カード

それでは採用カードについて解説していきます。

まずなんと言っても安定性を上げたテツノカイナexです。

テツノカイナexに関する参考画像

従来ならかがやくゲッコウガとパオジアンでのexや VSTARをきぜつさせることでしか2-2-2の動きが出来なかったが、テツノカイナの登場でこの動きに安定感が増したのと、1-2-3の動きもできるようになったのが最大の特徴です。

相手は3枚取られるのを恐れて手札にexなどを抱えていると、HPの低いたねポケモンをゲッコウガに取られ、高くても青天井ダメージのあるパオジアンにワンパンされるなど相手の動きを躊躇させることが出来る1枚です。

そしてセグレイブを倒されたりセビエを複数置けない状況で輝くのがオリジンパルキアVSTARです。

オリジンパルキア VSTARに関する参考画像

特性スターポータルでトラッシュにあるエネルギーを付けれるので、即座にエネルギーの確保ができます。

テツノカイナには付けれませんがパオジアンとのシナジーもよくアタッカーとしても使えるので、レジドラゴなどのセビエが置けないデッキのシェア率が上がってきた時に、重宝されます。

まとめ

今回はパオジアンデッキの回し方や特徴などを解説してきました。

セグレイブやパオジアンでリスクを分散させたり、かがやくゲッコウガやテツノカイナで一気にサイドを取るなど色々な動きがありますが、このデッキはプレイング一つで動きが変わり、また相手にデッキのエンジンであるビーダルやセグレイブを倒されると回すのが困難になってきます。

トラッシュが豊富になってくるとサポートなどでトラッシュにあるグッズを使いまわせるのですが、そのせいでボスの指令を使う場面があまり無くなってくるので、プライムキャッチャーをどう使うのかが重要になるなどプレイングが難しいデッキの一つです。

ですが、使いこなせればパオジアンの青天井ダメージが強力で、色々なポケモンをワンパンできる楽しいデッキになるので是非使ってみてください!

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